TOP > 身近供養の品々 > 「錫」のお手入れにつきまして
錫は錆びない金属なのでお手入れは簡単ですが、ご提供いたします品々を長くご継承していただきますために、次のような点に注意してください。
- 洗う場合には、中性洗剤のご使用はできるだけ避けてください。普段は水かぬるま湯で洗い、柔らかい布で水分が残らないように乾拭きしてください。水滴が残りますとシミの原因となります。
- 汚れが目立つようでしたら、柔らかい布に重曹を水で溶かし拭き取ってください。重曹がない場合は、練り歯磨き粉を少々つけて汚れの部分を丁寧に気をつけてふき取ってください。
- ご提供いたします品々を長くご使用いただくためにも、金属性のたわしやクレンザーなどは決してご使用なさらないでください。ご提供の錫器は、年月がたてば立つほど錫独特の温かみのある、あじわい深い光沢と艶が出てまいります。せっかくの品々の表面に傷がつくだけでなく、錫独特の光沢が失われる恐れがあります。
- 酸性(お酢など)の溶液に長時間つけたりしますと変色の原因となる場合もありますので、避けてください。
- 融点が低いため直火でのご使用は避けてください。
- 錫器を誤って落下させて衝撃を与えますと変形する場合がございます。そのような事がなきよう移動時やお手入れの際には、丁寧に品々を扱っていただきますようお願いいたします。